2021.03.25

桜の名所・世界遺産吉野山(奈良県)を楽しむ抗原検査付きツアーの支援

 コロナ禍で迎える2度目の観桜期、満開を前にして奈良県吉野町は、令和3年4月2日~7日に抗原検査付きの観光バスツアーを開催する特別プランを発表しました。乗客は、バス乗車前に抗原検査を受けることで、その場で結果を知ることができ、安全性を確保されます。日本バス協会や日本旅行業協会が定める新型コロナウイルス対応ガイドラインによると、マスクの着用の義務、社内の換気や消毒の徹底、飲料以外の飲食を控える等の感染対策を行うようにすること、となっています。これらの対策に加え抗原検査を組み合わせることで、乗客はより安心してツアーに参加することができます。

吉野山には観桜期には毎年約2,000台もの観光バスが訪れていましたが、昨年は新型コロナウイルスの影響でわずか36台と、大きなダメージを受けました。世界遺産にも登録された吉野山では、シロヤマザクラを中心とした約2003万本もの桜が尾根一帯を色とりどりに染め上げ、“目に千本見える豪華さ“という意味である「一目千本」と称されます。このような貴重な観光資源を守るためにも科学的に検査を運用し安全に自治体の取り組みや企業活動を円滑に行えるような活動を行っていきます。

(https://www.sankei.com/life/news/210316/lif2103160016-n1.html)

当コンソーシアムは民間企業が主体となっています。今後も観光業エンタメ業界、飲食業界、スポーツ業界とも協力し、得られた様々な知見を社会全体に反映し、コロナ禍での社会問題であったり、健康な人が極端な行動制限を受けるという課題の解決に貢献していきます。

 

■お問合せ先

医療科学を用いた経済活動のための検査研究コンソーシアム

URL: http://economic-sustainability.jp/

Mail: contact@economic-sustainability.jp

 

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